看護学|看護師

特定行政書士|寺島朋弥

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寺島行政書士事務所ブログ

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看護学

放送大学の今学期、興味本位で看護学を取ってみましたが、内容があまりにも専門的過ぎて若干引いてます。(笑)

そもそも何故看護学かと言いますと、ここのところ看護師さんとお仕事をする機会がとても多く、彼女・彼らの知識の基盤に少し触れてみたいなと思ったためです。しかし、放送大学の看護学系のコースは、准看護師が看護師になるためのカリキュラムの一部であり、いわば医療の基礎知識や現場を既に知っていることが前提なので、医療の専門用語(ホルモンの名前とかが常識のごとく)が次々と出てきて、テキスト(印刷教材)を予習するだけでも調べものが多く(そもそも教材も分厚い)、とても片手間で単位を取れるようなものではないことに気付きました。(苦笑)

しかし、興味関心があることには変わりはなく、苦労はするけどとても楽しく、やりがいは感じているので、きっと学期末までに何とかできると自らを信じています。

ちなみに、保育・幼児教育系の科目は、放送・オンライン科目として存在するものは全て履修したため、今は面接授業を探しながら学んでいるところです。思えば保育系の科目も最初は専門的に感じたものですが(特に幼児教育系は実務経験のある保育士が幼稚園教諭免許を取得するためのカリキュラムである)、数年学び続けているうちにどんどん理解が深まってきたので、看護系もきっと数年学び続けたら変わってくると信じたいものです。

なお、私は実践・臨床に関わりたいという意識はなく、資格に興味がある訳でもなく、あくまでも教養として専門領域の基礎部分を学ぶことで、自らの実務に深みを持たせたいという思いで学び続けています。その意味では、放送大学は本当に幅広い学問領域を横断して学び続けることができるので、一生在籍し続けてもいいと思っています。

特定行政書士 寺島朋弥

補足

記事中にある看護師さんとお仕事をする機会が多いというのは、園内看護師さんであったり、児童福祉系の事業を営む看護師さんであったり多種多様です。看護師さんは総じてドキュメンテーションの能力(要点を簡潔に抜け目なくまとめる力)が非常に高いため、我々のような専門家とのやり取りを法人から任されるケースが案外多かったりするのです。

2024年4月9日

看護師

保育園の顧問であったりハラスメント相談窓口や苦情解決第三者委員を受託していると、園内看護師さんと仕事をする機会が増えます。

対応事案が発生したときに、電話やメールでのやり取り、ドキュメントの共有といったことをやっています。

そこでいつも思うことは、看護師さんは総じて要点をまとめて必要なことだけをスピーディに簡潔に伝えることに長けていて、報告書といったドキュメントが無駄がなく読みやすく、1回目を通すだけで全てが伝わるということ。ある看護師さんに直接そのことを話したことがあるのですが、(病院勤めの)新人時代に散々鍛えられたということです。

考えてみたら当たり前ですね。病院は1分1秒の遅れで患者が命を失うこともある現場。そのような現場での連絡・報告で、要点がまとまっていない、結論が最後といったことをやっていたら何人の命を犠牲にしてしまうか分かりません。

「1回目を通すだけで全てが伝わる文章」を書くというのは、我々士業にも必要なスキルだと思います。せっかく一緒に仕事をする機会が多いのだから、そういった技術も見習っていきたいなといつも思っています。

余談になりますが、保育園と看護師さんは実は縁が深いのです。看護師は、0歳児が4人以上入れる保育園において1名まで保育士として数えられる「みなし保育士」になることができたり、自治体によっては看護師を配置することで毎月大きな補助金が得られる場合もあり、比較的規模の大きい園では積極的に配置するところもあります。

特定行政書士 寺島朋弥

2024年2月15日