決算祭り
今週から来週は、多くの社会福祉法人、学校法人で決算祭りではないでしょうか。
うちも事業報告書作成の傍ら、決算整理仕訳(主に未収補助金)について一緒に確認することもあり、頭の中は数字だらけの毎日です。
そんな中、役員改選についてのスケジュール管理もあり、補助者さんの助けがなければとてもこなせる分野ではないなとつくづく感じています。
毎年5~6月がどれだけ大変なことになるか(補助者さんの助けがあっても大忙し)、身をもって知っているので、安易に新人さんに進めることもできない事情もあるのですが、児童福祉・幼児教育に関心のある新人さんには、一部の業務を手伝ってもらいつつ、勉強してもらったりしているところです。
将来的には彼女たちがそれぞれ補助者を雇い、一人前に一法人の全てをこなせるようになるのが一番だとは思いますが、補助者がいなくても個人行政書士同士がネットワークを作ってサポートし合うというのも面白い形かもしれないなと思っているところです。
ちなみに、この時期の繁忙期を乗り越えるコツは、社会福祉法人や学校法人特有の会計の基礎知識を持つことです。法令や定款どおりに理事会や評議員会の手続きを進めることは、行政書士であれば当たり前すぎることなので言うまでもありませんが、会計の基礎を分かっていると、事業報告書にも深みが出てきますし、何より現況報告書や調査書を作成していても会計部分が読めると楽しむ余裕すら出てきます。
ぜひ、夏~秋の閑散期(監査対応はあるかもしれませんが)に会計基準の勉強をしてみることをおすすめします。
特定行政書士 寺島朋弥
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