看護師
保育園の顧問であったりハラスメント相談窓口や苦情解決第三者委員を受託していると、園内看護師さんと仕事をする機会が増えます。
対応事案が発生したときに、電話やメールでのやり取り、ドキュメントの共有といったことをやっています。
そこでいつも思うことは、看護師さんは総じて要点をまとめて必要なことだけをスピーディに簡潔に伝えることに長けていて、報告書といったドキュメントが無駄がなく読みやすく、1回目を通すだけで全てが伝わるということ。ある看護師さんに直接そのことを話したことがあるのですが、(病院勤めの)新人時代に散々鍛えられたということです。
考えてみたら当たり前ですね。病院は1分1秒の遅れで患者が命を失うこともある現場。そのような現場での連絡・報告で、要点がまとまっていない、結論が最後といったことをやっていたら何人の命を犠牲にしてしまうか分かりません。
「1回目を通すだけで全てが伝わる文章」を書くというのは、我々士業にも必要なスキルだと思います。せっかく一緒に仕事をする機会が多いのだから、そういった技術も見習っていきたいなといつも思っています。
余談になりますが、保育園と看護師さんは実は縁が深いのです。看護師は、0歳児が4人以上入れる保育園において1名まで保育士として数えられる「みなし保育士」になることができたり、自治体によっては看護師を配置することで毎月大きな補助金が得られる場合もあり、比較的規模の大きい園では積極的に配置するところもあります。
特定行政書士 寺島朋弥
タグ: タグ:看護師 | 2024年2月15日
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