お客様との食事会
今日は複数のお客様との食事会。
我々士業は守秘義務というものがあり、顧客情報も当然含まれており、私は取引先の情報も秘匿すべきものと考えています。理由はいろいろありますが、行政書士業務であっても利益相反(お客様同士が対立するような場面)が起こることがゼロではなく(プロポーザルや補助金ではお客様同士が競争することもあり得ます)、特に私のように(保育)業界特化型ですと、ある意味お客様同士は皆ライバルといえる側面もあります。
ですので、うちがどこの園の顧問をやっているかは、私から公表したり、他人に話すことは絶対にありません。しかし、お客様が他のお客様を紹介してくれるケースでは、そのお客様同士に限っては秘匿する必要がなく、食事会などをセッティングしてくれた場合は喜んで参加させていただきます。
大変ありがたいことに、この10年でそういったつながりが保ててる脈がいくつかあり、今日はその一つでした。
同業者や士業同士での食事会とは話の内容が全く違うものになり、お客様の業界特有のあるあるネタも盛りだくさんで完全にアウェイになってしまう場面も多く、普段の逆でお客様から教わることも多々あり、大変勉強になります。
士業は「先生」付けされることが多く、勘違いしがちなのですが、決してお客様より上の立場から物事を教える存在ではないと思っています。お客様の理念・目的(うちのお客様の場合は大抵は子どもの最善の利益)の達成のために側面から支えることこそが我々の存在意義だと思っていて、そのことに上下関係はないと思っています。
要するに具体的な職種は違っても、子どもたちの笑顔を守るのが共通の目的なので、ある意味同志とも言えると思います。これからも、お客様がつないでくれたご縁を大事にしながら日々励んでまいります。
特定行政書士 寺島朋弥
2024年5月8日
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