行政書士実務の例|行政書士

特定行政書士|寺島朋弥

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寺島行政書士事務所ブログ

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行政書士実務の例

行政書士と言うと、昔は代書屋さんと呼ばれていたことから、パソコンに向かってひたすら書類作成をしているイメージを持たれるかもしれませんが、多くの場合は書類作成をしている時間よりも、電話・外出(お客様・行政窓口)・調べものをしている時間のほうが圧倒的に長いのが実状かと思います。補助者さんがいる場合はなおさらそうだと思います。

新人だった頃は補助者がいなかったので、全ての仕事を一人でこなさなければならなかったですが、その状況では仕事の数もしれているので何とか回せたものです。しかし、認可保育所や社会福祉法人といった公益色の強い業務に深く携わるようになってからは、物量というより絶対にミスが許されないプレッシャーから、補助者さんの作成した書類を最終チェックという流れのほうが安心して仕事を進めることができることに気付きました。

物量と言えば、社会福祉法人設立認可申請や児童福祉施設設置認可申請につながる申請業務は、1件あたり数百枚の申請書類になることも珍しくなく、おまけにどういう訳か50mmパイプファイルぎっしりの副本を9部とか17部(これまでの最高)とか作ることを求められたりするので、物理的に一人でやる仕事量ではないことも確かではあります。しかも、そういうのに限って提出は窓口持参限定だったりするので、車で段ボール2箱分運んだり…。(苦笑)

もちろん、専門は人によって違うので、一人で十分に稼ぎながらやっていける分野もあろうかと思います。しかし、うちのように公益系の業務が中心の場合、補助者さんの力量に依るところがとても大きいのが実状だったりします。

法人業務は既に繁忙期入りしており、6月末まで多忙な日々が続きますが、自分だけでなく補助者さんの健康も考慮しながら丁寧に進めていきたいと思っています。

特定行政書士 寺島朋弥

2024年4月19日

開設案件の終盤

今週はとある4月1日開所案件の最終現地確認がありました。認可園ではないのですが、数か月の短期案件がいよいよ終結しようというところです。

事業開始後に引き続き顧問をやるやらないに関わらず、許認可業務としては一区切りなので、やや気が早いですが達成感と同時に寂しさも感じるものです。

社会福祉法人の設立認可であったり、認可保育所開設の場合、1つの案件に2~3年かかることが当たり前なので当然ですが、比較的短期間で終わる案件であっても、やっているときは全力疾走なので、それなりに感慨深いものがあります。

許認可業務を進める上で辛いときは、その施設を将来利用する子どもたちの笑顔を想像しながら進めるのですが、あと10日もしたら実際にここに子どもたちが入るのだなぁと…。

その子どもたちの幸せの基盤作りに、裏方として少しでも役立つことができたのであれば、行政書士冥利に尽きるというものです。どうかこの施設が末永く続き、一人でも多くの子どもたちの幸せの礎となりますように。

特定行政書士 寺島朋弥

2024年3月22日