行政書士の不祥事
新年早々、行政書士の不祥事がテレビや新聞で報道されており、残念でなりません。
虚偽申請で外国人を入国させた容疑ですが、日行連の名簿情報で調べてみると、コロナ禍以降に開業した新人のようで、不正ブローカーの甘い誘いに乗ってしまったものと思われます。
実は不正ブローカーは、外国人の在留資格分野だけではなく、補助金をはじめとする様々な許認可の分野でも存在しており、私の専門の保育分野にもコンサルタントと称して怪しげな外国資本の業者がいたりします。(何度も連絡を受けて、全て見破ってお断りしています。)
他にも職務で住民票や戸籍を取得できる権限を狙っての甘い誘いも、特に新人のうちはたくさんあると思います。
行政書士事務所の開業も一つの「起業」であるので、経営を軌道に乗せるまでは資格取得時以上の血のにじむような努力が必要であり、誰もが最初は苦労します。そんなときに、そういった輩は高額報酬をちらつかせて、違法行為に加担させようと近寄ってくるのです。せっかく苦労して取得した資格も、違法行為に手を出してしまえばおしまいです。
国家資格者として独占業務が与えられているのは、国民からの信頼があってこそなので、常に襟を正して、公正な業務執行に努めるべきだと思います。今月末には昨年の行政書士試験の結果が発表されますが、今年登録を考えている人は、このことを肝に銘じて、共に励んでいきましょう。
特定行政書士 寺島朋弥
2026年1月9日

03-5948-4231
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